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Rollin'And Tumblin' by Boss~Bossのバンド継続日記 Vol.12

Rollin'And Tumblin' by Boss~Bossのバンド継続日記 Vol.12

 今回のお題は「2014の収穫」ということであります。
 うーん。
 仕事でもなんでも終わったこと、過ぎてしまったことは、すぐ忘れてしまい、先のことしか考えない性質なもので、実は、こういうテーマは苦手なんですね。
 というわけで、最近ようやく観れることができた、三本のDVDのことを取り上げたいと思います。

「マッスルショールズ 黄金のメロディ」
「バックコーラスの歌姫たち」
「シュガーマン 奇跡に愛された男」
 の三本です。

 まずもって、いずれもすべての音楽ファン必見であることは異論のないところだと思います。それを踏まえたうえで、好き勝手な戯言をいくつか。

「マッスルショールズ 黄金のメロディ」ですが、アラバマ州の人口8000人程度の田舎町から全世界で今だに聴かれ続けている名曲群が次々と生み出されたという事実。
 まず、これが驚きなわけですが、また、黒人シンガーに白人バックバンドという構成、特に人種差別が激しかった時代と南部という場所において、そのような共同作業が営まれ続けていたということに、とても希望を感じます。
 とはいえ、ウィルソン・ピケットやアレサ・フランクリンという、ソウル界の巨人、しかも、極めて個性的で、協調的とは言い難いシンガーと、リック・ホールという、これまた一癖も二癖あるオーナー・・・・ということですので、バンドのメンバーの気遣いは如何ほどでありましたでしょうか?ある意味お気の毒になってしまうのは私だけではないでしょう。
 それにしても、ジェリー・ウェクスラーとか、このリック・ホールとか、チェス兄弟であるとか、アル・ベルであるとか、ベリー・ゴーディであるとか、アメリカの音楽業界というのは、とんでもなく我が強く、何度あく抜きをしてもあくが残るであろう人たちが、ガチンコ勝負で様ざまなモノと闘ってきた歴史なんだなあ・・・とつくづく感じました。
 それ故に、ウィルソン・ピケットやアレサ・フランクリンのようなこれまた強靭な精神を持つシンガーも存在するのかもしれません。チャック・べりーやジェリー・リー・ルイスやマディ・ウォーターズなども、そんな感じがします。
 ところで、マッスルショールズ、日本で言えば、どのあたりなんでしょうか?
 日本のマッスルショールズと言えるような場所があるのでしょうか?
 アメリカのような広さがないと難しいのでしょうか?


「バックコーラスの歌姫たち」は、ストーンズやマイケル・ジャクソンなどのバックで歌う女性シンガーにスポットを当てた作品です。
 ただ、主人公と言える6名のシンガーは、それぞれキャリアも音楽性もスタンスも異なりますので、やや一貫性には欠けますが、逆に言えば、バックシンガーと言ってもいろいろな方がいらっしゃるという多様性が感じられる作品になっています。
 おそらく、全員に共通するのは、バックシンガーに甘んじてはいたくない、いずれソロシンガーとして成功したい!という気持ちだと思いますが、そこはさすがに厳しい世界であるというわけで、それぞれ明暗が分かれるところもあります。
 歌いたい、歌い続けたい気持ちは、たくさんの人が持つ感情だと思います。
 ただ、その気持ちは、職業として歌手になりたいということとイコールではないのではないか、とおもいます。歌う場所さえあれば、職業としては選択するところまでは希望しないという人もいるんだろうと。
 また、もっと言えば、職業としての歌手の皆様全員が、多くの聴き手の心に訴えかけることができる・・・ということもないんだろうと思います。
 そんなことを考えながら観ていますと、あんまり映画を楽しめなくなるのですが(-_-;)
 6人のバックシンガーの中で、私が最も好きなのは、ダーレン・ラブ。
 一時は家政婦の仕事をされていたようで、かなり衝撃を受けましたが、お元気そうで、フィル・スペクターとの確執ついても触れながらも、変わらぬポジティブな歌声とその姿勢に感激いたしました。

「シュガーマン」。主人公のロドリゲスについては、不勉強で、その存在すら知りませんでしたが、この3本のうち、最も感銘を受けた作品であり、また近いうちにもう一度じっくり観たいと思っています。
 ボブ・ディランのような複雑さもなく、トム・ウェイツのような作り物っぽさもなく、とてもシンプルで自然な歌詞と歌い方で、デトロイトの貧困層の現状を語る・・・そんな感じでしょうか。
 シンガーソングライターの王道中の王道だと思いました。カーティス・メイフィールドに近いものを感じます。
 アメリカでは全く売れず、なぜか南アフリカで大受け、そのメッセージを感じた現地のミュージシャンが人種差別政策に音楽で抵抗していく・・・もちろん、彼の歌は、放送禁止に・・・
 貧困と格差の問題は、ものすごいスピードではありませんが、着実に我が国をも侵食しております。しかし、この問題を真正面から歌うプロのミュージシャンを私は知りません。フォーク風の弾き語りですと、メッセージ性が押しつけがましくなって、歌詞ばかりに力点が置かれてしまう、一方、音楽的技量のあるミュージシャンは、サウンド面にばかり気を取られてしまい、歌詞の重要性については疎い、そんな傾向があるように思います。お笑いではない、誠実なシンガーソングライターを心待ちしているのは私だけではないでしょう。いや、もういるのかもしれません。そんな気もします。

  続く・・・

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Author:BOSS&W
静岡市内を中心にライヴ活動をしているブルースバンド。
ブルース、R&B、ロック、レゲエ、ソウル、ファンクなどのカバーを中心に演奏しています。
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